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遺言書の保管方法

遺言書を作成された方から、
遺言書の保管方法」についてのご相談をよくお受けします。

生前に遺言書の存在を知られたくないからといって、
あまりにも発見されにくいところに保管すると、
ご自身が亡くなったあと、遺言書が発見されないまま相続手続が進んでしまい、
せっかく残した遺言が無駄になってしまうこともあります。

したがって、遺言書は、遺言者が亡くなった後に、
相続人がすぐに分かるような場所で、かつ、
隠されたり勝手に書き換えられたりする心配の少ない場所
保管しておかなければなりません。

とはいえ、「どこが保管するのが一番」という場所は、残念ながらありませんので、
下記を参考に、ご自身の事情に合った場所に保管されるとよいでしょう。


公正証書遺言の保管方法について


公正証書遺言の作成時には、原本正本謄本が作成されます。

原本については、公証役場で保管されます。
保管期間については、公証役場によって異なるようですが、
和歌山公証人合同役場の場合には、
遺言者が130歳になるまで保管されることになっています。
(原則として、公正証書は作成後20年間保管されます。)

ですから、公正証書遺言を作成したことと作成した公証役場について
信用の置ける相続人に伝えておけば十分です。

そして、正本謄本については、遺言者に渡されますので、
正本は遺言者ご自身、謄本については信用の置ける相続人
遺言執行者として指定している方に渡しておくとよいでしょう。

 遺言執行者については、こちら↓をご覧ください。
 >> 遺言内容を確実に実現するには ~遺言執行者の選任~

公正証書遺言については、保管についても安心で、
紛失や改変、秘密が漏れることもなく、もっともお勧めできる遺言書です。


自筆証書遺言の保管方法について


公証役場で保管される公正証書遺言と異なり、
自筆証書遺言の場合、悩ましいのが遺言書の保管方法です。

自筆証書遺言の保管で考えなければいけないことは次の2点です。

 (1)相続発生時に、遅滞なく遺言書の存在が明らかになること
 (2)遺言書が改ざん、破棄、隠匿される可能性をできるだけ排除すること


●ご自身の手元で保管する場合

 (1)銀行の貸金庫に保管する
 (2)自宅の金庫に保管する
 (3)机の引出しやタンスの奥などに保管する


生前に発見されて改ざんなどされることを避けるには、
自宅以外の場所で保管することが望ましいでしょう。

但し、貸金庫に保管する場合、相続発生後、
貸金庫を開扉するには相続人全員の協力が必要となるなど、手間や時間がかかります。
また、貸し金庫に保管していることを相続人が知らない場合には、
遺言書の内容が実現されずに、手続きが完了してしまう可能性もありますので、
注意しなければなりません。

●相続人に預ける場合

信頼の置ける相続人に遺言書を預けておく方法もあります。

ただ、この方法では、遺言書の内容が、
遺言書を預かっている相続人に有利なものの場合、
その相続人が無理に書かせた遺言ではないのか?」と
他の相続人から疑われてしまう可能性が高く、
相続人間のトラブルに発展することもあります。

できれば、人に預けるのであれば、
利害関係のない公正な第三者に預けることが
望ましいです。

●行政書士などの専門家に預ける場合

遺言書についての相談をした行政書士などの専門家
に保管しておいてもらうこともできます。
行政書士には守秘義務があり、
遺言書の内容を他の方に漏らすことはありませんので、
安心して預けておくことができます。

また、遺言執行者に指定しておくことで、
迅速かつ確実に相続手続きを行ってもらうことができます。

ただ、生前中は、その専門家との間で定期的な連絡を取り合い、
相続が発生した際には、ご家族から連絡がされるようにしておかなければ、
スムーズに相続手続きがなされない可能性があります。

よって、専門家に遺言書を預けている場合には、
ご家族に、遺言書を専門家に預けている旨を
きちんと伝えておくことが必要です。

当教室でも、年間12,600円で遺言書を保管させて頂いております。


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